生活習慣病とは・・・
生活習慣(食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒など)との関係が大きい病気の総称で、
がん、脳血管疾患、心臓病のいわゆる日本人の3大疾病とも深く関連しているとされています。
現在は、メタボリックシンドロームを中心に国による特定健診・特定保健指導も始まり健康状態と生活習慣を改善するよう提唱されています。
生活習慣病でおこる病気とは?
食 習 慣: インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高尿酸血症、循環器病(先天性のものを除く)、大腸がん(家族性のものを除く)、歯周病等
運動習慣: インスリン非依存糖尿病、肥満、高脂血症(家族性のものを除く)、高血圧症等
喫 煙: 肺がん、循環器病、慢性気管支炎、肺気腫
飲 酒: アルコール性肝疾患等
生活習慣病が怖いのはナゼ?
生活習慣病の一番怖いところは、自覚症状がないまま進行してしまうことです。
そのため、何かしらの機会に病院を受診しない限り、なかなか病気に気づきにくいのです。
結果、重大な病気が放置されてしまい、進行してしまうことも少なくありません。
例えば、大腸がんは初期は自覚症状があらわれないまま経過したのちに症状が表面化し、病院で相談した頃にはすでに深刻となってしまった例も多いです。
また、糖尿病、高血圧症、脂質異常症などを放置しておくと、動脈硬化が急速に進み、脳卒中や心筋梗塞といった循環器系の病気やその他の重い合併症に進展するおそれがあります。
こんな症状が気になったら一度診察を受けましょう!
生活習慣病は自覚症状がないまま進行してしまうケースが少なくないので、定期的な健康診断を受けることがもっとも大切です。
そして、「あれ?何となく変だな?いつもと違うな?」と感じたときには、迷わず早めのうちに病院で受診しましょう。ある特定の症状を指して生活習慣病のせいであるかどうかを判断することは難しいので病院で相談したほうが安心です。
最近こんな体調の変化はありませんか?
◎最近体重が増えた。
◎階段で息切れがする。
◎肩こり・寝不足が続く
◎ストレス・イライラが続く
生活習慣病にならないために!
生活習慣病を予防するには、日頃から健康的な生活を心がけましょう。生活習慣病をおこす原因となるリスクを1つ1つ打ち消していくことが予防へとつながります。
・栄養バランスを考えた食事
・適度な運動
・喫煙や飲酒はひかえめに
・規則正しい生活を送る