高齢者の方の内科
高齢期になると老化からくる病気が多くなります。
加齢による身体の機能が低下するにともない中年期までには現れにくい、慢性的だったり、複数の症状や心身の変化が現れる場合も多いです。
“健康にして長寿”であることはとても大事です。
患者様のQOL(=Quality of life(クオリティ オブ ライフ=「生活の質」)の維持を大切にしながら対応したいと考えています。
高齢者の方の病気はどう違うの?
加齢とともに身体全体の臓器組織に変化が生じ、機能が低下することを「老化」と言います。老化にともなって、中年期までには考えづらかった疾病を患いやすくなります。
複数の臓器に疾患が見られたり、急性的な疾患からの回復が遅くなる、合併症を生じやすくなることが高齢期の方には特徴的となってきます。また、投与薬剤が多くなり、副作用の発現が増加したり、社会的要因や環境の変化で病状が変動するのも、中年期までにはあまりなかった傾向といえるかもしれません。
こんな変化に気をつけましょう。
中年期までは症状を見ながら病院へ行くべきかどうかを判断することが多いですが、高齢期になると様々な要因が重なって体調を崩したり、ごく軽い症状から思っていなかった重い症状になってしまったりしますので、日頃からホームドクター(かかりつけ医)を決めるなど、小さな変化に注意しましょう。
上野医院ではこのように対応しています
高齢期の医療については、抱えている症状により柔軟に対応したいと考えています。手術が必要かどうか、体力や予後など総合的に見て慎重に判断し、患者様のQOLを大切に対処しています。 また、通院が困難な方は往診も行っております。